ゆるしはすべての苦しみと損失を終わらせる



奇跡講座ワークブックレッスン249



赦しはすべての苦しみと損失を終わらせる。




1.

赦しが描き出す世界では、苦しみは終わり、損失は不可能となり、怒りは意味をなさない。



攻撃は過ぎ去り、狂気には終わりが来る。



そのとき、どのような苦しみがありえるだろう。



世界は喜びと豊かさと慈愛に溢れ、いつまでも与え合う場となる。



世界は今やあまりにも天国に似ているので、そこに反映されている光そのものへと速やかに変容する。



そうして神の子が始めた旅は、彼の故郷である光の中で終わる。




…………





約11年前に、内なる声を聴いてから、すべてはここに在り、満たされていてそれは限界がないのだ…との自覚がやってきました。




ですから、私の心が自我と共にある時は、悲しみ、憎しみ、怒り、罪悪感、焦燥感、欠乏感が、「私」が感じていることが出来ると信じていますが、



赦しを通して、私の心が聖霊と共に在るとき、それは本当の私のものではなく、神の愛の中で生かされ満たされているという事を実感します。




そして、今日のワークブックレッスンの様に「損失」という概念も消え去ります。




ただ、心が自我と一致しているとき、「私」のもの=「所有している」という思考が常にあることに気づかされます。




そして、その所有しているものというのは、お金、家、車、恋人、家族、時間、エネルギーなど、自我は私が所有しているものを失うのではないかと、とても恐れています。




ですから、年収1億の人がパニック障害を定期的に引き起こすという事も聞きますが、「分離した私」という信念を掴んでいる限り、



この世界の中の、求めるすべてが揃ったとしても、欠乏感や罪悪感が無くなることはありえないのです。




ただ、自我は世界の何かを得ることで、分離の信念から来る欠乏感や罪悪感を見ないようにしているだけなのだ…という心の動きが見えます。




だから、赦しの実践をしていると、実は私が所有できているものは一つもなく、何かを失うという損失も無かったという事に気づかされます。




そして、それは心の選択を自我から聖霊に完全に明け渡し、聖霊と共に真に見ることによって、その事実を受け取ることになります。




そして、私の幸せとは、心の中の「分離の信念」を聖霊に完全に訂正してもらうこと。




それが、救いであり、いまここに天国が在ったのだとの気付きがやってきます。




そして、聖霊は、その気づきのために、常にどこに行って、何をして、何を表現するか…すべてを教えて下さっています。




今日も、聖霊に心を明け渡し、聖霊が私にさせたいことのみに従いたいと意志します。




いつも、愛して下さりありがとうございます。

奇跡を生きる ~Love&Light ~

目覚めを目的として、奇跡のコースやアドヴァイタの実践を通して私から目覚めてゆきます。