仕事の人間関係を赦す〜罪悪感から愛へ〜

先日は、奇跡のコースシェア会で、ある兄弟が「仕事で後輩が２回続けてミスした事にイラッとした事を赦した」とシェアして下さいました。

そして、その現象を通して、兄弟の欠乏感を見るという自我を掴んでいたという事をしっかり認められていました。

そして、仕事中に「イラッとしているな、これは私の心が自我を選択していると気づいたので、聖霊に祈ったことで、冷静に後輩に表現することが出来た」とシェアして下さいました。

仕事をしているとよくある出来事だと思いますが、自我の目的は『分離維持』なので、

相手に対して怒りが出るという事は、相手に罪を見ていることであり、相手と私は本当は1つなので、同時に自分にも罪があると見ている事となります。

ですから、心が自我と同一化している時は、「私には罪がある」と罪悪感を心に留め、恐れが無くなることはありません。

ですから、その自我の力動に気付き、赦しを通して聖霊に心を明け渡します。

そうすることで、「怒ってるのは私だ！！」と掴み続けている自我を手放し、それは無へと消えてゆきます。

そして、その背景にある神の平安が心に取り戻されます。

そして、相手に何を言えばいいか？は、赦すことで、聖霊が為さって下さいます。

私も、失敗も経験しながら…何度も何度も、赦しの実践をしていますが、

赦すと必ず、現象に関係なく心に平安が取り戻されます。

そして、起こる現象も、大難から中難、中難から小難というように、優しく変化することもあります。

そして、赦しの結果として、兄弟と受け入れ合い、愛を分かち合っている感覚も感じる時もあります。

今回のシェア会でも、兄弟がシェアして下さったことで、消えるための自我の闇を聖霊にささげ、私達は、つねに神に愛され祝福されているという事を分かち合うことが出来ました。

イエス、聖霊

最善な導きをして下さり、有難うございます。