今ここに天国は在る～覚醒のレッスンより～

イエスが「悔い改めよ。天の国は近づいた」(マタイによる福音書3:2)と言うとき、イエスは本当に人々を現在の瞬間へ導いてくれます。

そして、その瞬間、人は完璧な存在だと気づかせてくれます。

自らを高めようと磨こうとすることなど、どうでもよいのです。

限られた自己をいかに磨いたところで、神が創造された不変で永遠の自己にはなりません。

幸せや心の平和や救いは未来のどこかにある、という考えの罠にきづくことが必要です。

直線上にある過去や未来という時間の概念は、二元的な信念体系の一部であり、それは問わなければなりません。

今という聖なる瞬間の経験には、大きな喜びと充実感があります。

神は、私たちの前で餅をちらつかせて、「天国はこっちだよ、さあおいで、おっとまた見逃したね」などと言いません。

悟りはたった今ここにあります。

準備の出来た心は、心を開いてそれを認識する意志があるからです。

覚醒のレッスン

デーヴィッド・ホフマイスター著

P206より

自我は、直線上の時間の先に天国があるかのように見て、辿り着かないように複雑にしたがります。

そして、今ここに在る天国を自我が横領し、時には奇跡のコースに特別性を見て、この実践をしっかりと真面目にやらなければ辿り着かないと深刻さを掴みたがります。

この覚醒のレッスンの内容を読み、自我の、天国は遠くにある、未来にあるという自我の誘惑に気付き、

今この瞬間に、自我を掴むことを辞め、神のみを思い出すと意志します。という祈りに集中することが出来ます。

先に目覚めて、道を教えて下さる兄弟に心より感謝致します

いつも、愛して下さり有難うございます♡