贖罪を受け入れるとは～罪は無かった～

奇跡のコースの中で、私達がすることは「贖罪を受け入れること」と書かれている。

通常の贖罪の意味とは、罪を犯してしまったことを、贖う又は償うことになる。

そして、刑に服す、迷惑をかけた人々に許してもらうために何かをするなどの行為・反省によって罪を許してもらうことをします。

でも、奇跡のコースの贖罪とは、

罪や罪悪感があるんだという誤った信念を訂正すること

になります。

そもそも、罪を犯せる様な個人の私が居なかったという事を、聖霊の導きによって思い出すことになります。

そして、私は身体だ…や私は個人であるという思考を掴んでいるときに、自分には、罪は一切ない…と思っている人の方が少ないと思います。

例えば、

小さな嘘でも

道ですれ違った人に対して、攻撃的な気持ちを感じても、

両親や兄弟に、○○してやれなかったと思う事に関しても、

友達が困っている時に助ける事が出来なかった時も…

大きな現象でなくても、私達は幻想の中で罪悪感を感じていることは多くあります。

もちろん、それが無意識すぎて気付かない人もいると思います。

でも、それは、その幻想の中の現象を見たから、罪悪感を感じているのではなく、

心(意識)の私が、「神から離れてしまった」という思考を掴んだ時……

同時に、私は何てことをしてしまったんだろう！！という罪悪感が既に起こっているのです。

そして、それを自我が妄想した映像に投影して、この中の私が罪を犯した、又は相手が罪を犯したと、自分を騙しているに過ぎないのです。

ですから、それを思い出し自分自身に教えてあげて、聖霊に真実のみを見たいですと祈る。

すると、それは既に終わっている妄想映像であり、さらに、そもそも起こっていない…。

その「私はやってしまったから罪がある」という信念は嘘ですよ…と聖霊が教えて下さる。

そして、奇跡のコースでいわれる贖罪を少しずつ受け入れ、

完全に受け入れたときに神と１つになる。

だから、私達がすることは、間違っていたことを認めて引き下がり、聖霊に真実のみを教えていただく。

本当にありがたいことです。

イエス、聖霊、神さま

いつも、ありがとうございますm(_ _)m