目的が知覚を決める





どのような場面でも最も大切なことは、「これは何のためにあるのか、ここでの私の目的は何か」と問うことです。



なぜなら、状況というのは、了め設定された目的によって知覚されるものだからです。



目覚めは、判断を手放すという意味であって、自分や他人の動機を判断するものではありません。



わたしは、人の心に注意を向けるというのは、一日かけてする練習だと学びました。



心を正す訓練をしていくときは、最大限の注意力と用心深さが求められます。



エゴが気をそらせようとする際に好むのは、他人の動機を判断したり、特定の行動に焦点を当てたり、人の言動や物事の善悪を決め込むことです。




その解決法とは、あらゆることを世界の善悪の基準で考えないことです。




判断の形をとる変わりに大切なことは、「わたしは今、愛と繋がった正しい心でいるだろうか、恐れとつながった間違った心でいないだろうか」と自問することです。




なぜなら、内側、外側という信念が完全に取り消されるまでは、内側にあるものが外側で見るものを決めるからです。



ホーリースピリッとは、常に、内側の信念や思いに目を向けるように思い出させてくれます。



訂正は心の中でしか起こり得ないからです。



「人は心に思う通りに知覚する」という言葉を捧げます。




以下を覚えておいてください。



わたしがもたらす思いは私の源から生じています。



その源がわたしという存在をもたらしています。



わたしは神の心の中の想念であり、幸運なことにその想念は源を去りません。


ひとつの心である皆も同じです。


絶対的な真実には例外がないからです。


変わらぬ祝福を



デイヴィッド




覚醒へのレッスン

デーヴィッド・ホフマイスター

P242より

奇跡を生きる ~Love&Light ~

目覚めを目的として、奇跡のコースやアドヴァイタの実践を通して私から目覚めてゆきます。