神の国は私の中に在り、目に見えないのです～マグダラのマリアより～

先日は、『マグダラのマリア』という映画を見ました。

マグダラのマリアがイエスに初めて会った時に「神の国はどこにあるのですか？」と質をする場面がありました。

そして、イエスの使徒の中には、混沌とした今の世界に、神の国が到来するという奇跡をイエスが起こしてくれると…信じていた兄弟や、

イエスが世界を変えてくれなかった事に絶望を感じる兄弟も描写されていました。

そして、心に響いたのは、イエスの磔刑が終わりマリアの目の前に、イエスが復活して現れた後に、

マリアが、神の国とは私達の中にあり、見えないものだと…他の使徒達に伝えます。

本当に、マリアが言って下さったように、真理は外側にはなく、私の内側に在り、

私の心の中の「罪悪感」が取り消されなければ、真理の自覚が取り戻される事はありません。

ですから、イエスの使徒達が信じた様に、世界が変わることを求めるのではなく、世界を見る見方を変えること。

そして、世界に真の幸せがあると信じさせようとする自我の自己騙しに気付くこと。

今までの「私」の見方が間違いだったのだと…完全降参し、

心を完全に聖霊に明け渡し、聖霊と共に神の愛を通して世界を見ることなのだと、映画から受け取ることが出来ました。

映画を見ながら、自我の消えることへの恐れを認識したので、光に捧げながら見させていただきました。

「マグダラのマリア」という映画を通して、今私に必要なメッセージを与えていただきました。

聖霊の導きに感謝致します。

有難うございます。