あなたのために神が用意したゴールを達成する

奇跡講座入門（ケネス・ワプニック著）に書いてあった内容で心に響いた内容がありました。

現象で起きていることに対して、

・あなたは自分のゴールを達成すべきだと信じているか

・あなたのために神が用意しているゴールを達成すべきだと信じているか

私の日常の中で、この2つの内容のどちらを信じているのかで、私の心の在り方が全く違います。

そして、この2つの選択は毎瞬の様にやってきます。

例えば、私の日々の実践の中では、

介護のお仕事をしている時に、1人の兄弟の方をトイレの時間なので、トイレに行かせるために立たせたい。

でも、認知症である兄弟は、理由はないけど怒っていて中々立ってくれない

その時に、私のゴールを達成すべきだと信じているとき、心が自我と共にあるので、

仕事で決められた時間に兄弟のトイレを済ませないといけない

でも、その達成に時間がかかって心が動揺してしまう（立ってくれない兄弟を攻撃したり、出来ない自分を責めたりする）

結果的に、自我の目的である心の中にある「罪悪感（分離感）」を強化し保持したままにする。

でも、私の心が、私のために神が用意してくれているゴールを達成したいと信じているとき、

その現象を、私の心の中の【罪悪感】を訂正する機会であり真実を思い出すチャンスなのだと見て、

私の心が動揺していると認識して、「目の前の兄弟を、私を困らせる人だと見ています。あなたと共に、この兄弟が神の子だと見れる様に助けて下さい」と祈ることで、

聖霊が何が最善かを教えて下さり、それに従います。

そして、これは何をしていても心の中で出来る赦しの実践であり、

「私は何も分からない」と降参して、聖霊に完全に心を明け渡す訓練でもあります。

そして、私達はあまりにも自我の分離の欲求が強すぎて、

今まで生きてきた正しさや過去の概念を通して、判断をしてきました。

それが「私の幸せ」なのだと信じて生きてきました。

でも、赦しの実践をすればするほど、それが「嘘」であり間違っていたのだと気付きます。

そして、聖霊に尋ねることで、すべて自分に必要な事を教えて下さり、

それが私のために神が用意しているゴールを達成することなのだと腑に落ちています。

ただ、その実践の中で、私は何も分からないと聖霊に委ねようとすると、

自我が「そんなことしているとお前はおかしな人間になっていくぞ！」と脅してきますが…

それも聖霊に捧げて祈り心を静かにします。

とても、シンプルな事ですが、この繰り返しであり、

私がすべきことを聖霊が瞬間・瞬間教えて下さるので、それのみに従ってゆくこと。

それが、奇跡のコースで言われる奇跡であり、神の愛の延長なのだと実感しています。

今日も、私のために神が用意しているゴールを達成したいという目的を忘れずに、赦します。