自我を直視することによってそれは「無」だと気付きます~赦しのレッスンより~



年末に、息子とのやり取りで、自我の分離維持のための力動をしっかりと見つめる事となりました。




何度も何度も、その赦しの機会は来ているのですが、あまりにも自我の「神から分離した」と信じたい欲求が故に、


外側に「罪人」を探していることに気付かされます。




それは、私の心の中の、「神から分離した私は罪があるんだ」という誤った信念を抑圧・否認して、それを外側の兄弟に投影(すり替え)ている。




自我は、「分離した私」が存在しているんだ…と信じたいが故に、加害者と被害者を欲している。



「それを望んでいるのだ」




と、しっかり認識することが出来ました。




でも、その欲求がゆえの自我の力動があまりにも凄くて、その自我の力動が見えてしまうと…




自我と同一化することを本当に辞めたい



真実を見ることが出来る様に助けて下さい




と聖霊に頭を下げひれ伏すという…引き下がる強い意欲が必要であることにも気付かされました。




ですから、奇跡のコースの実践を始めた頃は、奇跡のコースを先に実践されている兄弟が少しの意欲を持つことが必要です




と言って下さっていますが、自我の力動をしっかりと見つめていく事と比例して、自我を直視するという強い意欲と神・聖霊にひれ伏して、



「私は何も分からない」



と完全降参することが、とても大切なのだと気付かされています。





そして、それと同時に、聖霊のガイダンスの声を受け取り、聖霊と共にさせていただけること




マインドで考えなくても、その時に必要な事を聖霊がなさって下さる…という信頼と感謝が深くなってきているのも実感します。




そして、真の幸せとは、本当に外側は全く関係がなく、



私の心の決断、又は完全降参して、聖霊に全てを明け渡すことのみなのだと感じています。




そして、心の中の自我をしっかりと見つめることによって、それが「無」だと…



聖霊と共に消えるままを、ただ見つめるという事が出来るようになれていることに心より感謝します。




いつも、本性を教えて下さり有難うございます。




真実は、神に愛されている神の子で在ることを教えて下さり有難うございます。


…………





誤りを直視しない限り真理に到達できない

ケネス・ワプニック博士講義ビデオより

JACIMより


↓↓


6分15秒より


だからイエスはこのコースは非常に単純だというのです。




それを非常に難しくしているのは「抵抗」という概念であり、それを最初に明確に論じたのはフロイトでした。




私達は、単純な真理に抵抗しているのです。




「テキスト」の最後の章で言われている「救済の単純さ」に対して、私たちは抵抗しているのです。




わたしたちはそれを複雑なものにしたいのです。




キリスト教神学は、救済を信じられないほど複雑にしました。




でも、それは非常に単純なものなのです。




ただ夢を眺め、穏やかに優しく微笑んで、「これは、どんなものにも何の影響も与えていない」と言うだけです。




あなたがすることはそれだけです。




あなたはその夢を変えようとせず、解決しようともせず、ただ、それを見るだけで、裁くことはしません。




また後で詳しく述べますが、それが具体的に意味しているのは、「他者の自我を見てそれを裁かず、自分の自我を見てもそれを裁かない」ということです。




しかし、「自我を直視する」ということはしなければなりません。




まず初めにそれを直視しない限り、「それが幻想だ」と言うことはできません。




これは、「テキスト」第11章の「自我の力動論」の最初の段落に出てくる言葉で…



これは、「自我を一掃できるランプをイエスと共に手にする」という記述が出てくる段落ですが…




この中の5と6の文を見てみましょう。





"これからしばらくの間、自我の「力動論」が私たちが学ぶレッスンとなる。というのもあなた自身がそれを実在のものとしたので、その向こうが見えるようになるためには、まず最初にそれを見なければならないからである。"(T-11.V.1:5)




ここでも、イエスは、このコースのプログラムの根幹を紹介しているのです。




「あなたと私は一緒に自我を直視する」と、彼は私たちにいっています。




その理由は、自我が実在しているからではなく、あなたが自我を実在するものと見なしたからだ、ということ。




だから私たちは、その向こうを見るために、まずは、それを直視しなくてはならない、ということです。




それから彼は再び言います。




"私たちは一緒にこの誤りを静かに取り消し、その後、それを越えたところに真理を見ることになる"(T-11.V.1:6)



奇跡を生きる ~Love&Light ~

目覚めを目的として、奇跡のコースやアドヴァイタの実践を通して私から目覚めてゆきます。