私がすべきことは、わが家にもどること~「私」から目覚める~




奇跡のコースの実践で心を深く深く見つめていくと、「私には罪がある」という信念がある事に何度も気づかされます。



でも、奇跡のコースでは、その罪悪感は自分自身が感じているものではない…と否認して、それを外側の現象や兄弟、身体の私にすり替え(投影)していることが分かります。



そして、分離の信念を保持し続けていくという自我の真理を否定し自分騙しをしている心の動きを見つめています。




ですから、私が心が平安でない原因は、外側にはなく、心の中にあったのだと思い出し、赦しをすることが大切なのだと、日々腑に落ちています。




それを分かりやすく『不死というあなたの現実』という奇跡のコースの教師・ゲイリー・レナード著の本に書いて下さっています。




購入して数年経っていますが、何度読んでも、気づきに繋がったり、赦しの実践の助けになっています。



これも、聖霊の導きだと心より感謝いたします。



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『不死というあなたの現実』

ゲイリー・レナード著

81ページより

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アーテン

分割(分離)の結果として対極性が生まれるから、いまではすべてについて二つの考え方が可能だ。



われわれが聖霊の解釈と呼ぶ正しい考え方と、エゴの解釈と呼ぶ間違った考え方の2つだね。



きみたちを救済するために神が聖霊をお遣わしになったわけではない。



聖霊は神と共にあるわが家についてのきみたちの記憶、そして心の正しい部分だといっていい。



人々は初め、「コース」が個々人に語りかけていると思う。



自分達が個々人だと思っているからね。



だが「コース」が呼びかけている「あなた」とは、きみたちの分裂したかに見える心、間違った教師ではなく正しい教師に耳を傾けることを選択する必要がある心なんだよ。



これは容易なことではない。



なぜならきみたちは恐怖にすくみ上がっていて、エゴがその恐怖につけこむからだ。



意識というこの新しい経験のなかで、きみたちはすべてを失ったと思うし、エゴにしてみれば、きみたちに自分が何か悪いことをしたと思わせられればこんな嬉しいことはない。



「あ!やっちゃったな、きみ。きみがやったことに神はものすごく怒ってるぞ」



ところで何か悪いことをしたのなら、もちろん罪悪感をもつだろう?



さらにもしきみが罪を犯したなら、きみは有罪だ。



有罪ならきっと罰せられるだろう。



ところでこのレベルでは、きみは神自身に罰せられると考える!



その結果が神への恐怖で、きみたちは今も神を恐れている。



無意識のなかで、だがね。



この心のなかの恐ろしい罪悪感はいまもそこに埋もれているが、心はホログロフィーだから、真実の経験もまたそこに埋もれている。





パーサ

そうなのよ。


そしてその真実、聖霊があなたに与えた真実は、まったく別の物語なの。


聖霊のメッセージはこうよ。



「あなたの問題とは何なのか?



あなたは神を知っている。



あなたは永遠に神とともにある。



『彼』はあなたにすべてを与える。



『彼』があなたを愛する以外に何かをしたことがあるか?



あなたがすべきことはその馬鹿ばかしい考えを忘れてわが家にもどること、それだけだ。



問題は解決だ」





奇跡を生きる ~Love&Light ~

目覚めを目的として、奇跡のコースやアドヴァイタの実践を通して私から目覚めてゆきます。