苦悩を終わらせ、心の平安を受け取ります

奇跡のコースでは、

世界を変えるコースではなく、世界を見る見方を変えていくコースであり、その心の実践（トレーニング）になります。

しかし、自我の世界の中の現象や兄弟を変えようとする心の動きが見えます。

そして、「私」が思う通りの現象や他者に変化した時に、幸せを感じ、「私」が思った通りに変化しなければ、苦しみます。

ですから、心が自我と同一化している時、

この条件付きの幸せと苦しみ（恐れ）を時計の振り子のように行ったり来たりしています。

そして、その振り子のように行ったり来たりしている心の状態が「私」なのだと信じています。

でも、その心の中の「私」の思った通りにしたいというコントロール欲求をしっかりと見つめ、神からの分離を信じてるがゆえの「罪悪感」を聖霊に訂正していただきたいと心を委ねることで、

聖霊は、それは「無」であると教えて下さり、神の愛という永遠の幸せの自覚を、心に取り戻して下さいます。

ですから、

自我の答えは常に、その時々によって違うという事が起こりますが、

聖霊の答えは常に一つであり、「あなたは神の子であり、愛そのものです」と教えて下さいます。　

そして、その真実を覆っている自我の信念を完全に手放すために、ガイダンスを通して導いて下さっています。

そのガイダンスを私の心が「受け取り従いたい」と常に意志すること。

自我の声を聞き従うことに降参してゆくこと。

それが、神からのギフト（心の平安）を、つねに受け取る生き方になるのだと実感が深くなってきています。

ありがとうございます。

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奇跡講座ワークブックレッスン311

私はあらゆるものごとを、自分が望む通りのものとして判断する。

判断というものは、真理から実を守る防衛の武器として作り出された。

それは判断されている対象を分離させ、あたかも別個のもののように引き離す。

それからそれを、あなたが望む通りのものに作り上げる。

それは全体が見えないために、自ら理解できもしないものについての是非の判断を下している。

だから、誤った判断をする。

今日、私たちはそうした判断を用いるのはやめて、それを別の目的に用いる聖霊への贈り物としよう。

聖霊は、私たちが自分自身に敵対して下した判断にまつわる苦悩をやわらげ、

神の子についての神の判断を私たちに与え、心の平安を再び確立する。