神からのギフトは毎瞬与えられている〜自分騙しに気づいてゆく〜




奇跡のコースに出会い、自我の見方から、聖霊の見方に変えるという赦しの実践をしてきて、



真の目覚めとは、心の中の自己騙しをしている自我を、しっかりと見抜いていくことなのだと実感しています。




そして、奇跡のコースで伝えられている真理を隠すための二重の自己騙しがあり、



まずは、



心の中で神からの分離が起きたと信じたこと。



そして、心の中で分離が起きたと信じたがゆえに、罪・罪悪感・恐れが起きてきてしまった。




その罪・罪悪感・恐れを感じたくなくて、宇宙の始まりから終わりまでという世界を想像し、外側の現象や兄弟に、その罪・罪悪感・恐れを投影し、自分の内側にはないと自己騙しをする。




そして、自我は、これが出来ていると信じ、毎瞬のように自分自身を騙し、神の愛という常に在る『真理』を見ないようにしている。




だから、心の中の真実を知っている記憶、『聖霊』に真理を思い出すために、間違いに気付き、その間違い全てを捧げ、真実を思い出すことが出来るように助けていただく。




この事が、赦しの実践を続けてゆく毎に、実感しています。




そして、自我は分離を信じているので、深刻さを望みますが、聖霊はつねに微笑んで導いて下さっている感覚があります。




そして、世界で何が起きていても、あなたは神の愛の中で幸せなのですと…



真実を指し示して下さっていると感じています。





ですから、奇跡のコースを実践する前のスピリチュアルでよく伝えられている、「体験を楽しむために地球に遊びに来た」という表現は、奇跡のコースを実践する以前はしっくりきていましたが、



それも、自我の目覚めないためのトリックであり、誘惑だったのだと気付かされています。




なぜなら、それは外側に幸せを見つけようとする=分離を維持させてゆくための自己騙しの1つなのだと気付かされたからです。




そして、外側に求めることを辞めて、聖霊に心を明け渡したとき、神の愛が心の平安を通して取り戻されます。



その心の平安は、外側で起こっている事と何も関係がないのだと実感しますし、



それこそが毎瞬、神から与えていただいているギフトなのだと実感が深くなってきています。




ありがとうございます。



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世界がこれまで見てきた夢のすべての結果から、あなたはどれほど脱出したいと思っているだろうか。



いかなる夢も、自分のしていることの原因であるように見せたくはないと、あなたは願っているだろうか。



それならば、単に、夢のはじまりに目を向けてみよう。



なぜなら、あなたが見ているのは第二の夢の部分にすぎず、その原因は第一の部分の中にあるからである。



眠っていて、この世界の中で夢を見ている者は誰も、自分が行った自分自身に対する攻撃のことを覚えていない。



自分が肉体について何も知らなかった時のことや、こうした世界を実在するものとして思いつくことさえできなかったときが、実際にあったとは、誰も信じてはいない。



その時になら、こうした考えが一つの幻想であって、あまりにもばかげていて笑って退ける以外にないということが、すぐにわかったことだろう。



そうした考えがなんと深刻なものに見えることだろう!



そして、そのような考えが一笑に付されて、信じられることのなかったときのことを、誰も思い出すことができない。



私たちはそれらの考えの原因を直視さえすれば、これを思い出すことができる。



そうなれば、恐れの原因ではなく、笑みを浮かべるべき理由を見ることになるだろう。




奇跡講座テキスト

第27章.8.5:1〜10




奇跡を生きる ~Love&Light ~

目覚めを目的として、奇跡のコースやアドヴァイタの実践を通して私から目覚めてゆきます。