子供の怒りを通しての赦し〜聖霊からのインスピレーション〜




先日は、大学生の子供が、そういえば、いつも毎年4月にもらっているお金を、まだもらってないよね?と言ってきました。



私は、彼に渡したという記憶があったので、「渡したよ」と伝えたのですが、


息子が「いや、ぜったいもらってない!」と怒りと共に何度か言い返してきました。




それに対して、私も、「何で覚えてないの!!絶対渡したよ!」と返しました。



そして、私自身も息子のやり取りで、心の中から怒りが込み上げてきて、彼に罪悪感を投影しようとする自我の心の動きに気付き…



心の中で聖霊助けて下さい


彼を神の子として見れるように助けて下さい


と祈りました。




そして、その祈りのあとに、どの様に具体的に渡したのかは覚えてないし、証明するものも無い…と降参するしかないと思ったので、



「あなたが覚えてないのなら、いいよ!だから、お金渡すよ…」と言ったら、息子は怒りながら、



「何それ、もういいよ!」と怒りながら、ドアをばん!と強く閉めて部屋に戻っていきました。



私は、まだ心の中で怒りの感情が上がっている事と、覚えてない彼に罪があり、私は被害者だという自我の思考を見つめて聖霊に捧げ、


あなたと共に真に見れるように助けて下さい…と祈ってました。




すると、通帳を見る…というインスピレーションがやってきて、


息子の通帳を見たら、そのお金を振り込んでいた事が分かり、息子に見せました。




すると、少し時間が経って、息子が「母さん、ごめんね」と言ってきたので、お互いにハグをしました。



そして、私の人生では、子供に投影しやすいという流れがあって、


特に息子とのやり取りでは、以前は息子が私とのやり取りで、息子に怒りが出ると、4時間くらいやり取りをしたりと…


息子の怒りがどうやったら収まるか…と、答えが分からず、私個人ではコントロール出来ないことが多くありました。




そして、奇跡のコースに出会い、赦しの実践を始めて、



息子(外側)に原因はない



私の心の中の、神から分離したと信じる信念「罪悪感」を、息子にすり変えて(投影して)見ていただけなのだと、理解しました。




そして、心の中の自我は、分離の信念を持ち続けたいが故に、息子に罪を見ることを欲していたのだと認めることが出来ました。



だから、その自我の心の動きを認めて、



それを欲することを辞めたい


その自我を掴み続けるのを辞めたい



息子を神が創造した、神の子として見たい


彼を完璧な愛として見たい



と、何度も何度も赦してきました。




すると、息子が私のやり取りを通して怒った時に、以前はやり取りが終わるまで4時間かかっていましたが、徐々にその時間が短くなり、


今は、10分内で終わることが多くなりました。




だから、やはり私が外側を見たいように見ている


すべて、私の心がどう見るか?であり、私が自我を掴むことを辞めて、



聖霊に心を明け渡し、あなたと共に真に見たいと祈る。




だからこそ、自分自身に、


私1人では間違います


私は何も分からない




何度も何度も教えながら、自分でどうにかしようとすることに完全降参して、心を聖霊に完全に明け渡す。




それのみが、私が神の愛の中で幸せで在る自覚を取り戻すことなのだと、赦しを通して確信が深くなってきています。



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ホーリースピリットへの信頼が、神への目覚めの鍵です。


ホーリースピリットを信頼している限り、あなたは、問題が存在していないことをますます気づいていくようになるでしょう。


エゴはコミュニケーションに制限をもたらします。



本当に心を通わす意志があれば、その機会をあなたは惹きつけるでしょう。



聴いて、信頼して、従うというシンプルな生活が、あなたのすべての知覚を包み込むよう、ゆるしのレッスンを導いてくれるでしょう。



癒やされた知覚とは、統合された知覚のことです。



その中では、奇跡がもたらす祝福から引き離されている人や場所やものはありません。



信頼することが、あらゆる問題をただちに解決します。



シンプルに信頼している生活は、心の平和という観点において、素早い結果を生み出します。


覚醒へのレッスン

デーヴィッド・ホフマイスター著

88ページより




奇跡を生きる ~Love&Light ~

目覚めを目的として、奇跡のコースやアドヴァイタの実践を通して私から目覚めてゆきます。