真のアイデンティティーへと目覚めていく
真の目覚めへの過程では、「個」の私のアイデンティティーが手放されていく現象に導かれることを、実践を通して感じています。
以前、引き寄せの法則や思考の現実化などのツールを使って、私がこの世界の創造主で、私の求める世界を引き寄せるという実践もやってきて多くの事も叶うこともありましたが、
それが心の旅のゴールではなく、その先があることを、聖霊は導いて下さいました。
そして、奇跡のコースやアドヴィタを通して、真の目覚めとは完全に個と信じていた「私」から目覚めることであり、
私がやっていた引き寄せの法則のほとんどが、これを引き寄せたら幸せになれるという自我の欠乏感を埋めるためにやっていたのだと気付かされました。
だから、その過程では、個の私のアイデンティティーや特別性という優越感を強めることであり、それは「分離感」を保持しているに過ぎないのだと認めることとなりました。
真の目覚めの道は、その逆で在るだけで完璧な永遠の存在なのだと気付いていく。
そのために、その本性を覆った自我の誤った信念「分離感」を掴むのを辞める。
そして、その分離感を見えないように更に覆っている思考・感情を見つめていく。
ですから、個のアイデンティティーを保持し続けるために掴んでいたものが、手放されるということが起こってきます。
私自身も、「これが私」と真のアイデンティティー以外の、「何者かにならなければいけない…」と掴んできたものが、現象レベルでも手放される、離れていくという事が起こってきています。
それは、自我からすると、今まで安全だったと思ったものが離れていったり、奪われていくように感じたり、無価値さを感じるような事でもありますが、
真理への道の過程の1つだと見ると、それは素晴らしいことなのだと実感しています。
それは、本性である光を覆っていた消えるべき雲がどんどん消えていっている様な感覚です。
そして、何者でもない私に導かれたとき、今まで想定出来ていた未来も見えなくなります。
でもその様に導かれることで「私は何も分からないのだ」と降参ができ、完全に聖霊の導きに委ねることが出来るのです。
今、私自身もその過程を進んでいますが、瞬間・瞬間、聖霊に尋ねて、聖霊が私にさせたいことのみを受け取り従っていきたいと意志しています。
神の愛の中で、ただただ愛されていることを教えて下さり、有難うございます。
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