目覚めるか滅びるか




世界の問題は、大体は人間の問題であり、それは避けることのできないエゴの夢遊症による結果です。



注意深く見てみると、人は夢遊者のように歩いているだけではなく、ときに正気を失うぎりぎりのところにいることを暗示するあらゆる兆候があります。




言うなれば、魂を失っているか、または少なくても魂を忘れていて、しかも気がつかないように多大なる努力をしているのです。



なぜなら、自分がいかに眠っているか、自分の状況が本当はどれほど荒廃しているかを見たくないからです。



だから人は、認識していない、理解していない、あるいは認めることすらしていない力によって突き動かされて、盲目的に歩み続けているのです。




私たちは明らかに極めて重大な時点にいます。



世界は不安定な状態にあり、危険なバランスにあります。



リアリティに目覚めることはもはや可能性ではありません。


必須なのです。




人は行きつく果てまで、幻想という船で航海してきました。




その船は浅瀬に乗り上げ、気がつくと今や荒廃した地へ座礁しています。



打つ手はもう他にありません。



「目覚めるか、滅びるか」が今の時代のスピリチュアルな選択なのです。



これより大きな動機を必要としたことはこれまでになかったでしょう。




とは言うものの、すべては変わることなく上手くいっていて万事良好です。


想像しうる以上に万事良好なのです。



自由への道
アジャシャンティ著
P910より



…………




目覚められたアジャシャンティは、私達の心の選択は2つに1つ。



目覚めるか(聖霊に心を明け渡す)



滅びるか(自我と同一化し分離を維持したい)




のどちらかだと、妥協の無い選択を教えて下さっています。




私達は今まで、永遠を、永遠で無いものを信じることによって、自分自身を騙し続けて来ました。




あまりにも、外側に執着するあまり、真実を除外し見えなくしてきました。




その、執着・抵抗を認識することこそ、「私」でどうにかしようとすることに降参し、聖霊に心を明け渡すことが出来ます。



「滅びる」という結果をもたらす自我と同一化することを辞め、聖霊に「真実のみを見れる様に助けて下さい」と意志し、祈ります。





奇跡を生きる ~Love&Light ~

目覚めを目的として、奇跡のコースやアドヴァイタの実践を通して私から目覚めてゆきます。