自我の真理への抵抗を見つめる~愛への感謝~



昨日は、奇跡のコースの実践を始められてまもない兄弟とお話する時間がありました。



その兄弟とお話をして、自我の真理への抵抗を見つめることとなりました。




それは、



奇跡のコースでは、結果の世界と言われている外側に原因を見たい。



外側のポジティブな現象(思考・感情)であることが愛で、ネガティブな現象(思考・感情)は愛ではない



私と相手は分離していて独立した個なので違いがある



など、自我の分離を維持したいがゆえに、「真理を歪める」という真理の否定と、真実を毎瞬否定したいという自我の強烈な抵抗を直視する機会となりました。




目覚めていない「私」がすることは、私の心が自我・聖霊、どちらと共に世界を見ているのか?を見つめ、



自我と同一化していると気付いたら、聖霊に「あなたと共に真に見たいです」と祈り心を静かにすること。



これは、目を開けながら、友達と話をしていても、仕事をしている時でも、家で家事をしている時など…いつでも出来る心の中の赦しであり、目を開けながら出来る瞑想の様なものです。




そして、外側で問題があると見ている時…




例えば、



上司に怒られた


仕事で失敗した


友達に攻撃した


友達から文句を言われた


彼氏にふられた


離婚した


お金が減った


欲しいものが手に入らない



そして、それらの状況によって悲しみ・恐れ・憎しみ・罪悪感・無価値感・焦燥感などの感情を感じている…と気付いた時、



その大元の唯一の原因は、「神(源)から離れた」という『分離感』という誤った信念を、私の心が握り締めているからなのです。




ですから、真の幸せ(永続的な心の平安)を実感しながら生きるには…



外側の問題によって心が平安でない原因は、



『私の心の中だけにある』と思い出し、その誤った信念を聖霊に捧げ、聖霊に心を明け渡すのみです。




私がすることは、本当にシンプルで「私」から目覚めるまで同じことの繰り返しなのですが、



自我は問題を外側に見て、それを解決しなければいけない…と複雑にしてゆくのです。



そして、自我の深い部分では、その外側の問題が次から次へと出てきて、死ぬまでその問題を解決してゆく…ということを好んでいます。


そして、それが「私」の人間としての成長であり、価値ある人間に近付いてゆくのだ…と信じています。



なぜなら、自我は真実を思い出したくないからなのです。




聖霊は、『何者にならなくても、あなたは完璧な神の子(愛)であり、その事だけを思い出して下さい…』といつも教えて下さいます。




この自我の自分騙しの心の動きと、抵抗をしっかりと見つめ、聖霊に捧げることが出来ました。



そして、真の幸せが無いところで、幸せを探すのではなく…



内側の永続的な真の幸せを自覚しながら生きたい



人生の目的はそれのみなのだと…改めて意志することが出来ました。




分かち合って下さった兄弟に心より感謝いたします。




奇跡を生きる ~Love&Light ~

目覚めを目的として、奇跡のコースやアドヴァイタの実践を通して私から目覚めてゆきます。