私が私を祝福しているから、世界を祝福します



奇跡のコースでは、私たちが心でしていることは2つ。




心が自我と同一化して「罪悪感」を投影しているのか



心が聖霊と共に在り、「神の愛」を延長しているのか





そして、自我の「罪悪感」とは、神から分離したという狂った考えにより、私が私自身に思っていることを外側に投影(すり替え)している状態です。



ですから、外側の兄弟に対して憎しみが起こったら、それは心の中の自分自身への憎しみを、一旦否認・抑圧して、外側の兄弟によってこの憎しみが起こっている…




という、自我の目的「分離」を維持するための投影をしています。




そして、憎しみだけではなく、恐れ・哀しみ・罪悪感・無価値感・欠乏感・焦燥感すべて、自分の心の中にあるものを、外側によってこれを感じている…と投影(すり替え)している状態です。




でも、聖霊に心を明け渡したとき、私は神が創造した完璧な愛そのものであり、全体であり、平安で在ることの自覚が取り戻されます。



ですから、その心の平安、神の愛そのものを延長している状態です。



その心の状態は、私自身が私をジャッジする事が出来ないので、外側のどんな兄弟やどんな状況を見ても、ジャッジすることは出来ないのです。




そして、神の愛の中で平安を実感し、現象レベルでは、その時に必要な事がなされます。




ですから、日常で赦しの実践をしている時、自我が外側のネガティブな兄弟や現象が起こった時に自我はジャッジを始めますが、



心に戻り聖霊に心を明け渡すと…




兄弟や状況に原因はありません



そのまま見つめて下さい



問題ありません



なぜなら、すべてが完璧な愛だからです



あなたは完璧な愛そのものなのです



とインスピレーションがやってきて、心が平安な状態になります。



その心の状態は、ただただ神への感謝、源の中で生かされていることの感謝のみを実感している状態です。




ですから、真の救いとは、聖霊に心を明け渡し、真実を取り戻すこと。



それが、完全になされるまで、何度も何度も心の中の間違った信念を見つめ聖霊に訂正していただくこと。



聖霊を信頼し聖霊に従うこと。




すると、幻想を使って、真実を覆ってきた個のアイデンティティーという仮面が、玉葱の皮のように剥がされてゆくことを実感しています。




いつも、完璧な導きをありがとうございます。


…………




私は世界を祝福する。


それは、私が自分を祝福しているからである。



奇跡講座ワークブックレッスン187より

奇跡を生きる ~Love&Light ~

目覚めを目的として、奇跡のコースやアドヴァイタの実践を通して私から目覚めてゆきます。