私は真理だけを必要としている～私は満たされています～

奇跡講座ワークブックレッスン251

私は真理だけを必要としている

1.

私は多くのものを探し求めたが、見つけたのは絶望だった。

今度は、ただ一つのものを求める。

その一つの中に、私に必要なすべてがあり、それだけが私に必要なものだからである。

以前に求めたものは、必要のないものだった。

望んでいるものですらなかった。

自分の唯一の必要を、私は認識していなかった。

しかし今、自分が真理だけを必要としていることが分かる。

その中ですべての必要が満たされ、一切の渇望が終わり、あらゆる希望がついに叶い、夢は消え去る。

今、私は自分に必要なすべてを持っている。

今、ほしいものすべてをもっている。

そして今、ついに私は心安らかな自分を見出だす。

奇跡講座ワークブックレッスンより

……………

奇跡のコースの中の赦しの実践を通して、『目的』がとても大切だと感じています。

そして、

自我の目的=分離（外側に焦点を当てる）

聖霊の目的=真理（内側に焦点を当てる）

という様に、心が自我といるのか…

聖霊といるのか…で、全く心の中の矢印が真逆であるという事が分かります。

そして、目覚めへの過程の中で、自我を直視した時に、自我はつねに「絶望感」とセットになっている事に気づかされました。

なぜならば、外側の求めるものを得ても、それは永遠ではないし、無くなることの恐れ、減ることへの恐れ、

自分は元気でも、大切な人の病気や精神状態への心配、天災、戦争、死など、外側に焦点を当てると、そこには絶望しかないことが分かります。

そして、私達は束の間の幸せで自分自身を騙し、この自我の根底にある絶望を見ないようにしていただけだ。

と、認めることが出来ました。

ですが、目的を「私に必要なのは真理のみだ」と意志し、聖霊と心が共にある時は、外側の現象を使って、繋がっていること、一つであること、満たされていることを教えて下さいます。

その心の状態は、自我の絶望感から解放され平安な心の状態です。

そして、自我の外側の幸せを求めながら、「真理」という内側の幸せを同時に得るということは出来ません。

ですから、真実は「真理」のみなのだと、自分自身に教えながら、聖霊に心を委ね、つねに『目的』を忘れず赦すことだと実感しています。

今日も、目的を意志して、聖霊と共に真に見たいと祈ります。

イエス・聖霊

いつも、真実へと導いて下さりありがとうございます。