自我は「無」です～いつも幸せで在って下さい～

JACIM動画

～誤りを直視しない限り真理に到達できない～より

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このコースは愛や美や真理や平安や喜びについてのコースではありません。

自我の思考体系の惨状を直視するということです。

そして、それをイエスと共に直視するとき、「それを越えたところ」が見えるようになりますが、その理由は、そのとき自分が無を見ていたと悟るからです。

奇跡のコースの教師ケネス・ワプニックさんが言われているこの内容が、最近の実践の中でも心に響いてきます。

それは、自我が「無」だからこそ、直視する必要性があるのだと確信させられています。

ただ、実際に自我を直視するという実践は、自我の死になるので、

自我が何とか、「神から分離した」ままの誤った信念を死守するために、自分の心に隠し持っている神から分離したと信じる泣き叫びを見ないように、

毎瞬の様に、それを外側の現象や兄弟にすり変えて、本当の原因を見ないようにしていることに気づきます。

だから、例えば

○○さんから、傷つく様な言葉を言われたから私は傷つき悲しい思いをしている

と自我は信じさせようとしますが、

まずは、私の心の中に「神から離れた」という深い悲しみがあり、それを外側にすり変えている（投影している）という事が分かります。

ですから、外側が先ではなく、自分の内側の心の中にあるものによって、外側の現象や兄弟に意味を与えているという事が理解できます。

そして、私自身、聖霊の導きにより心理学をお伝えするお仕事も長くさせていただきましたが、

奇跡のコースでは、心理学で伝えられている「投影」を理解することがとても重要だと感じています。

そうでなければ、自我の自分騙しをするという心の動きに気づくことができないからです。

例えば、

ある人が、私は周りの人に嫌われてるような気がして苦しい。

と思ったとします。

実は、それは自分が自分の事をとても嫌っているから、周りの人も私を嫌ってるはず……と

自分の心の中の思いを外に投影して、外側の人々によって私は苦しんでいる

と思わせるという自分騙しをしているのと同じなのです。

ですから、この自分騙しをするという自我の心の動きを直視することで、

私が100％幸せを感じて生きることが出来ない原因は、

神から分離したという『誤った信念』が唯一の原因だったという事に気づかされます。

そして、それを取り消すのは、聖霊であり、完全に取り消すために、私が何をどのようにしたらいいのかも聖霊が知っているので、聖霊のガイダンスに従って生きるようになります。

そして、

聖霊に心を明け渡して、普遍的な心の平安で生きるとは…

私は何も分からない

だからこそ、聖霊にいつも尋ねる

という心の習慣で生きることこそが、神の愛の自覚を取り戻し、平安な心で生きることになるのだと実感しています。

自分でどうにかしようとしない

完全降参する

聖霊に完全に心を明け渡して、必要なことをなさっていただく

このメッセージが、日々心の中へと入ってきます。

イエス、聖霊

つねに幸せを受け取っていいのだと教えて下さりありがとうございます。