自我のコントロール欲求を見つめ降参する~ゆるしの実践~




赦しの実践を続けていると、自我の「世界や兄弟を変えたい!!」というコントロール欲求が常に見えます。



そして、自分の「正しさ」を主張したい、自分の思う通りにしたい…



それが、出来ないと苦しむ。




人間の人生は、この連続なのだと何度も何度も気付かされています。




でも、奇跡のコースでは、


世界を変えることではなく、『世界を見る見方を変える』という心の実践になります。




そして、私の人生の中では子供を通して、その自我のコントロール欲求に気づいては赦してきました。




先日も、最近、息子が体調を崩す事が多いので、もっとよく寝る時間を作って、体調管理をしっかりした方がいいよ~と伝えたら、


「してるし!」「うざい!」と怒り、反対に10分くらい文句を言われるという事がありました。




心を見つめると、「子供を私の思う通りにコントロールしたい」「私の思う通りに子供がしなければ、お前は罪人だ」と…自我が囁いていることを認識して、その思考と共に出てくる怒りの感情を聖霊に捧げました。




そして、


怒っていると見えている息子を「完璧な神の子として見たい」「その様に見れるように助けて下さい」と赦しながら、息子の言葉を受けとめていました。




そして、自我は、自分の正しさを伝えるために、息子と戦いたいと思っていますが、聖霊はそれが無駄だと教えて下さいます。




聖霊は、



息子が原因ではない



あなたの心の中にある分離の信念=罪悪感が原因であり、その罪悪感を息子にすり替えて(投影して)解釈している



彼は、あなたを不快にさせる存在ではなく、あなたに誤った見方を教えて下さる兄弟です



彼の真実を見れるように私に任せてください



と教えてくださいます。




だから、私がすることは、聖霊に心を委ね、彼が「完璧な神の子だ」と見れるように、必要な事を聖霊になさっていただく。




それだけなのだと、現象と自我の思考・感情が過ぎ去るまで聖霊に祈る事が出来ました。


そのあとに、息子から「ごめんね」とのメールが届きました。




そして、息子が私の思うような生活パターンをしてもしてなくても、息子が体調を崩しても、私の真の幸せとは全く関係がないのだ…と今回の赦しでも気づかされました。




そして、その間違った見方に気づき、心の中の唯一の原因である「罪悪感」を聖霊に捧げる機会をいただけたことに、息子に感謝するという思いが込み上げてきました。



自我は、何としても外側に原因を見させて、心の中の「神から分離した」という誤った信念を持ち続けさせようとする…という心の動きは見えますが、


聖霊に委ねることで、それが『嘘』だったといつも教えて下さる事に感謝でしかありません。




そして、赦しは、自我の条件付きの幸せという嘘から、神の永遠の幸せの中に居ることを、心の平安を通して気づかせてくれます。




聖霊、イエス


いつも、真実を指し示して下さり有難うございます。


奇跡を生きる ~Love&Light ~

目覚めを目的として、奇跡のコースやアドヴァイタの実践を通して私から目覚めてゆきます。