本当の自分は、この世界や肉体とは何の関係もない〜完璧な自己〜




十四年間、アメリカ全四十四代州、世界三十ヶ国で教え、たくさんの質問を受けてきた中で、ぼくはあることに気づかざるを得なかった。




それは本当に多くの人たちがいたるところで、とてつもない欠如を感じているということだ。




人々はその欠如をかたちのレベルで解決しようとしている。




かたちのレベルでの解決とは、映画のスクリーンのような、われわれが人生だと思っているもの、つまり人間関係や物など、欠落感を和らげてくれそうな何かを得ることで解決しようというものだが、



それでは間違ったところで解決法を探していることになる。




欠如は自分の外側ではなく内側にあり、通常、考えられている外側にあるものが引き起こしてるのではない。




奇跡のコースではこう述べている。





神から分離しているという感覚だけが唯一の欠如であり、あなたが真に訂正しなければならないものである

T−1.VI.2:1




エゴは間違った自分のことだと僕は言ってきたが、誰にでも本当の自分、つまりエゴとは違う自分があるのだ。



本当の自分は、この世界や肉体とは何の関係もない。



肉体は神や互いからの分離を象徴しているにすぎない。




本当の自分とは、不死身で、傷つかず、不変で切り離すことの出来ない完全なる自己のことだ。



それはこの世界にある何かに傷ついたり、いかなる方法でも脅かされたりしない。




イエスとブッダが共に生きた生涯

ゲイリーレナード著

11〜12ページより





奇跡を生きる ~Love&Light ~

目覚めを目的として、奇跡のコースやアドヴァイタの実践を通して私から目覚めてゆきます。