知らないことを知る～奇跡のコースの実践から～

奇跡のコースワークブック362

聖霊よ、この聖なる瞬間をあなたに捧げます。

あなたが主導してください。

あなたの指示は私に平安をもたらすと確信しつつ、私はあなたの後についていきます。

…………

朝起きると同時に、ベッドの上でこの祈りをして、人生の目的を意志します。

目覚めの道へ進んでいくと、真に目覚めた方が仰っている、

知らないことを知る

無知の知

などという言葉が腑に落ちていきます。

「知っている、分かっている」…というのは自我そのものの言葉であり、分離を強化するために自分自身を騙している状態です。

分離を信じている私は、「何も知らないのだ」と気付き認めることが出来ないと、完全に聖霊に心を明け渡し真実のみを見る、

または、真に目覚めることなど出来ません。

そして、目覚めを目的とした聖霊のガイダンスではなく、分離を目的としている自我の声に従い、常にここに在る真実を見えなくしつづけます。

このワークブックの祈りは、「私」は、何も知らない(分からない)と降参し、すべてを知っている聖霊に委ねる・従うことを宣言させていただいてるのだと実感しています。

いつも、ここに在る真実を教えて下さり有り難うございます。