相手を変える必要はなく、私の心の見方を変える～個人セッションより～

先日、個人セッションで、

両親がテレビを見ながらネガティブな事を言ってるのを見て、不快になった

なぜなら、ネガティブな事をいうと、更にネガティブな事が起こるので、そのネガティブな事を言わないようにして欲しいと思った…とシェアして下さいました。

奇跡のコースの実践では『世界を変えるのではなく、世界を見る見方を変えること』

ですから、兄弟を変える必要は全くなく、兄弟をどの様に見るか？…と私の『心』の選択に焦点を当てることが大切です。

ですから、私の心が少しでも動揺している時は、私の心が自我を通して世界を見ているから、ジャッジしているのだと気付き、

そのジャッジしている思いを咎めずに光に捧げ、聖霊に「あなたと共に真に見たいです」と祈り心を明け渡す。

そして、目覚めていない私達には分かりませんが、聖霊が必ず誤った信念を訂正してくれると、奇跡のコースではいわれています。

ただ、勿論、その一度の赦しだけでは、心が平安になるという事は難しいかもしれませんが、

何度も何度も、その誤った信念に気付いて手放すことで、ご両親の同じような状況を見ても、ジャッジしない心の状態になっていきます。

もしくは、その様な状況が起こらなくなることもあります。

私も実践の中で、自我が分離維持を保持したいがために、

状況や兄弟を使って、ジャッジや心配という思いを掴みたいという欲求に何度も何度も気付いては、聖霊に心を明け渡すことをしてきました。

シェアして下さった兄弟は、あまりにも自我の誤った信念ばかりで、キリが無いんじゃないか…と嫌になることもある

と仰っていましたが、「目覚めを意志して赦す意欲があれば、必ず真実を思い出します」と聖霊は教えて下さいます。

私の心の中でも、その様に自我は脅してくる事もありますが、『既にそれは訂正されて神の愛の中に居るに過ぎない』と思い出し、光に捧げ心を静かにします。

改めて、私達がする事は、世界や兄弟を変えようとするのではなく、

私の心が聖霊と共に真に見ることのみなのだと実感致しました。

有難うございます。